活動報告リポート -2012年度第4回勉強会-

2013年3月10日(日)、Greenhorn Network 2012年度第4回勉強会を開催しました。


今回のテーマは「大学職員としての視野をグローバルに広げる。~“通じる”英語を磨いて世界を学ぼう・日本を変えよう!~」です。
つまり今回の勉強会の中心は「英語」です!


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本日の勉強会は中央大学後楽園キャンパスにて開催されました。
この日は珍しい「煙霧」という天気になりましたが、多くのメンバーにお集まりいただきました。








DSC_1017.JPG開催スタンスは「英語が苦手な人・全く話せない人でも大丈夫!」というものでしたが、やはり英語が苦手な方々にとっては少し緊張するテーマだったかもしれません。
参加者は受付を済ませたら、まず「英語(呼んでほしいニックネーム)の名札」を作り、それぞれ身につけることになりました。
普段の勉強会とは違い、ニックネームで呼び合うことでいつもとは違う話しやすいフランクな雰囲気作りを!という主催者の思惑とはウラハラに、このことで否が応でも英語を意識する空気になり、勉強会が近づくにつれて少しずつ緊張感に包まれていきます・・・。




DSC_1136.JPG今回の勉強会で講師を引き受けてくださったのは、中央大学の梅澤貴典さん。大学職員として勤務する傍ら、海外派遣研修に参加するなど、研究者としての一面も持つGreenhorn Networkのメンバーです。
少し硬さの見られた開始直後でしたが、気さくな人柄の梅澤さんは「英語をうまく話せなくても、間違っていてもOK!」という大らかなスタンスで講演を進めてくださいました。梅澤さん曰く、現在でも英語の文法についてはSVOCの意味すらも知らないそうですが、バックパックを背負っての一人旅や海外研修等を通して知っている簡単な単語を並べて対話する小さな経験を何度も繰り返すことで、実践的な「生きた英語」を身につけていくことができたそうです。



DSC_1043.JPGまずは梅澤さんの経歴と研究内容について紹介いただきました。
梅澤さんは大学図書館・職員について研究しており、統計データなどを用いて専門知識のない私たちにも非常にわかりやすく研究内容を紹介してくださいました。
欧米の大学図書館の社会的機能など、図書館にフォーカスを当てた紹介は私たち大学職員にとって非常に興味深いものでした。
英語がメインテーマである今回でしたが、これらの研究内容を聞いたことで大学図書館の機能や可能性に気付かされた参加者もきっと多かったことでしょう。



DSC_1035.JPG講演の後半に入ると、今回のメインテーマが英語であることを強く実感することになりました。梅澤さんは「難しい単語を無理に使う必要はない、中学校で習った単語だけでも相手にはしっかりと伝わる」という考えのもと、講演の言語を英語に切り替えたためです。
英語に切り替わった瞬間、英語での講演についていけるのか、理解できるのか、不安に感じた方も多かったことでしょう。
しかし、いざ語り始めた梅澤さんの英語は、私たち日本人に耳なじみのある単語が多く、内容もすんなり頭に入ってきました。
(英語による発表内容はカナダのQUEENS大学図書館について。写真を多用しながらの紹介でしたが、日・欧米間の図書館文化の違いに驚かされました。)
後半の約30分はほぼ英語でしたが、終わってみるとあっという間で、英語で話されていたということを忘れるくらい充実したものでした。
確かに難しい単語を使わなくても、英語でプレゼンができる! 参加者はそれを実感できたことでしょう。



英語についてはもちろんでしたが、大学図書館の意義という大学職員としての大きな気付きもあり、大変有意義な講演だったことは間違いありません。


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DSC_1113.JPG講演の後は、英語の熱が冷めやらぬうちに「実際に英語を使ってみよう!」ということで5~6人ごとに分かれてグループワークが行われました。(自己紹介や大学に関するトピックを何でもいいから英語で話すという比較的自由度の高い内容でした。)
このグループワークも「間違えてもOK!とにかく英語を使ってみよう!」というルールで行われたため、英語が得意な方も苦手な方も、すぐにみな打ち解け笑いも起きるくらい和気あいあいとした雰囲気に包まれました。
間違った英語を堂々と話してもよいというこの時間は、社会に出てからはなかなか経験することはできません。この貴重な機会を得ることができたために参加者の満足度も高かったようです。

今回は限られた時間であったため、飛躍的な英語スキルが向上したとは言えないかもしれません。
しかし、英語に対する意識的な壁が取り去られ、「これから英語に触れてみよう!」という、英語に対する勉強の意識づけ・きっかけに大きな効果があったようです。


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DSC_1164.JPG英語で頭を使ったあとはキャンパスツアー!
中央大学後楽園キャンパスのビジネススクール内を見学させていただきました。
今回はいつものキャンパスツアーと雰囲気が異なりキャンパスビルの一角を案内していただきましたが、社会人学生が多いために配慮された仕組みなど、限られたスペースでの工夫された設備を見せていただきました。
ここでも梅澤さんに引き続き案内していただきましたが、長時間の講演の後にもかかわらずキャンパスを案内してくださる姿はとても生き生きとしており、とても印象深い姿でした。


講演してくださった梅澤さんをはじめ、会場提供など運営にご協力くださいました中央大学の関係者のみなさま、本当にありがとうございました!


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講演会の後は、会場付近のレストランへ移動し懇親会です♪
みなさん英語の緊張感から解放され、充実感から料理やお酒が一層おいしく感じたことでしょう。
勉強会初参加の方も多かったため、交流が盛んに行われ非常に盛り上がりました☆





■リポーターSの感想■
英語に意識的な抵抗があると、実際に話すときにも言葉に詰まったり恥ずかしくなり、意識的な抵抗が強まりさらに英語が苦手になる、という負のループに陥ってしまいます。しかし間違っていてもいいので、恥ずかしがらずに堂々と英語を話してみると意外にも周りはすんなりと受け入れてくれる。今回はこのことを一番強く実感しました。
しかしこれは周りが受け入れてくれるという環境が前提であり、これは業務についても同じことが言えるのではないでしょうか。たとえば自分に後輩ができたとき、業務上の間違いがあってもまずは周りが受け入れる。こうすることで後輩ものびのびと仕事をすることができ、後輩、ひいては職場にも多くの良いスパイラルが起こっていくのだと思います。
今回は知識もさながら、意識についても考えさせられる勉強会だったと感じました。